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JOS INFORMATION SERVICES

〜トピックス〜   VOL.43 05114()

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新年明けましておめでとうございます。

昨年はご愛読ありがとうございました。

     本年も御愛読の程宜しくお願い申し上げます。

 

今号では、昨年開催された九州建設技術フォーラムにおける『無水工法』の技術発表をふり返り、

平成17年の事業展開をご紹介したいと思います。

 

九州建設技術フォーラム2004in北九州開催報告。

1078日に北九州国際会議場にて『九州建設技術フォーラム2004in北九州』が開催され、

プレゼンテーション発表いたしました。(JOS研発行メールマガジンvol.40)

また、第2日目『新技術の活用の推進のためには』という『官』テーマの分科会においてJOS研代表の

永見博希が、『工事発注前に開発者側にもその現場の技術検討をお手伝いさせて頂き、発注者責任

ではなく、開発者責任をもっと全面に出してでも工法指定で新技術の活用を実施して頂きたい』との意見を

主張し、それについて国土交通省大臣官房環境安全技術調整官の七條牧生氏よりご意見を頂き、

『産』『官』での意見交換の様子及び発表風景が掲載されました。

 

 

・『平成17年は・・・』

平成1516年は下表の様に、『無水掘工法』でのパイロット事業が数多く発注されました。

また、紀勢国道事務所発注『42号海山鷲毛法面防災工事〜フィールド事業』においては、

φ90 L=38.0m×4本を成功させており、これまでの『無水掘工法』での限界削孔長L=20m

大幅に超える快挙を成し遂げ、3月からはφ115 L=33m×69本 設計荷重924kNの施工が

始まります。【元請:岡本・幸経常建設】又、相武国道事務所においては発注後、パイロット事業として

φ90 L=3.3m×200本・4.8m×30本を施工します。【元請:ライト工業()

又、16年度後半においては発注後パイロット事業も増え、公募においては、入札時VEに取り上げられる

様になってきました。

 

今年は、各地区における施工登録会員の皆様との強力なパートナーシップのもとに、施工体制のますますの

充実をはかり、『無水掘工法』によるロックアンカー工・ロックボルト工施工を通じて、土砂災害防止に対しての

社会的貢献が大いに期待出来る年になると思われます。

 

〜『無水掘工法』にて施工された技術活用パイロット事業及び、フィールド事業〜

 

・平成16年度  『牛根境地区(その2)防災工事』−大隅河川国道事務所・・・パイロット事業

※施工待機中。

・平成16年度  『20号相模湖町与瀬防災(その2)工事』−相武国道事務所・・・発注後パイロット事業

現在施工中

・平成16年度  『国道2号川崎防災工事』−山口河川国道事務所・・・発注後パイロット事業

現在施工中

・平成16年度  『42号海山鷲毛法面防災工事』−紀勢国道事務所・・・フィールド事業

現在施工中。【排水ボーリング φ90L=38.0m

・平成16年度  『42号見草地区法面補修工事』−紀南河川国道事務所・・・パイロット事業

JOS研発行メールマガジン『vol.42』にて発表。

・平成16年度  『敦賀BP坂下地区法面工事』−福井河川国道事務所・・・パイロット事業

JOS研発行メールマガジン『vol.41』にて発表。

・平成15年度  『新倉他防災工事』-甲府河川国道事務所・・・パイロット事業

JOS研発行メールマガジン『vol.39』にて発表。

・平成15年度  『42号河瀬(鹿ヶ瀬)地区擁壁補強工事』−和歌山河川国道事務所・・・パイロット事業

※平成1671516日『建設技術展2004近畿〜活用技術討論会』にて活用技術者発表

・平成14年度  『公共事業コスト縮減効果の試算事例』

※平成1495日『国土交通省本省報道発表

・平成13年度  『国道2号勝谷防災工事』−山口工事事務所・・・パイロット事業

※平成14年度取りまとめ、中国技術事務所発表

・平成 5年度  『国道9号線夜久野日置地区法面防災(その2)工事』−福知山工事事務所

・・・フィールド事業

※平成10NETIS登録No.KK-980068『無水掘工法』〜実験等実施状況〜にて発表

 

 

∞∞∞∞∞共有施工体制から〜 登録会員受付中 〜元請直接施工支援へ∞∞∞∞∞

 

  『無水掘工法 副題:ロックアンカー工、ロックボルト工における削孔システム(『国土交通省-

NETIS登録No.KK-980068』に詳細記載)で施工を行う事により、安全施工、品質の向上

工事コスト縮減34、工期短縮32等、ライフサイクルコスト、社会的コスト低減を実現し、

より良く・より安く・より多く土砂災害を未然に防ぎ、安心して暮らせるまちづくりを目指しましょう。

 

【編集室より】

今号は、九州建設技術フォーラムにおける『無水工法』の技術発表をふり返り、

平成17年の事業展開をご紹介致しました。

次号は、技術活用パイロット事業『無水掘工法-20号相模湖町与瀬防災(その2)工事』中間報告

を予定しております。

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